『沖縄のウミウシ DNA 解析による最新の分類図鑑 1089 種』 で提唱された 81 新和名リスト
2026 年 7 月 6 日、 誠文堂新光社から 『沖縄のウミウシ DNA 解析による最新の分類図鑑 1089 種』 (今川) が発売される。 本書は沖縄産ウミウシに対して 81 種の新和名および 22 件の上位分類群 (属・亜科・科・上科) の新和名を提唱している。 「世界のウミウシ」 では本書発売に合わせて提唱新和名のリストを掲載する。
本書は DNA と標本を元に新和名を提唱している。 単に形態だけを根拠とした命名ではなく、 COI バーコーディングによる照合と標本観察を組み合わせた和名提案であり、 沖縄産ウミウシの和名整理の上で重要な参照点になる。
81 提唱新和名
- ヒラヤーチーウミウシ
- ヌリカベウミウシ
- カクレンボウウミウシ
- ヒタテウミウシ
- ダルマウミウシ
- ヨウガンウミウシ
- ベッコウウミウシ
- チュラサンウミウシ
- カナリアウミウシ
- マーブルイロウミウシ
- マンザイロウミウシ
- アワキヌハダウミウシ
- アカツノキヌハダウミウシ
- ローズキヌハダウミウシ
- イダテンキヌハダウミウシ
- シブキキヌハダウミウシ
- マナベウミウシ
- ダンシャクウミウシ
- ヒメリュウグウウミウシ
- テダコリュウグウウミウシ
- ヒョウタンラメリウミウシ
- オレンジツガルウミウシ
- ウリフタツウミウシ
- ホルスタインウミウシ
- キンセンコトヒメウミウシ
- マリカコトヒメウミウシ
- シロネコウミウシ
- テンシノツバサウミウシ
- ホタルビイボウミウシ
- クレナイハンコッキアウミウシ
- サクラハンコッキアウミウシ
- スダレオトメウミウシ
- ミカンコヤナギウミウシ
- カナサンコヤナギウミウシ
- ヒヌカンコヤナギウミウシ
- オキナワチュラミノウミウシ
- ゼブラホリミノウミウシ
- アライミノウミウシ
- ナタニミノウミウシ
- アカキミノウミウシ
- ホクロミノウミウシ
- キジムナーミノウミウシ
- カワセミミノウミウシ
- アカハナミノウミウシ
- シシマイミノウミウシ
- ヒメカスミミノウミウシ
- タテガミミノウミウシ
- ヒノコロモミノウミウシ
- イシタニミノウミウシ
- ネオンミノウミウシ
- サチコミノウミウシ
- ヒナコミノウミウシ
- ホムラミノウミウシ
- オオセミノウミウシ
- モモイロブドウガイ
- ユキノハナ
- フウリンブドウガイ
- カケガワキセワタ
- キナコキセワタ
- メイロキセワタ
- シモフリキセワタ
- チャイロツバメガイ
- ズングリウミコチョウ
- サンタクロースウミコチョウ
- クロオビアメフラシ
- コガタナメクジ
- シロタルガタブドウギヌ
- ワカクサブドウギヌ
- ナキムシミドリガイ
- フクゲミドリガイ
- チキナーミドリガイ
- アオテンタスジミドリガイ
- テンガンノミドリガイ
- ギンナンウロコウミウシ
- オウジマタマナウミウシ
- タマバロニアウミウシ
- ミジンモウミウシ
- ニライカナイウミウシ
- オサムモウミウシ
- アマノガワウミウシ
- ナガツノモウミウシ
22 上位分類群の新和名 (属・亜科・科・上科)
| 学名 | 和名 |
|---|---|
| Aeolidiopsis | キンチャクウミウシ属 |
| Annulorhina | ツノワホリミノウミウシ属 |
| Biuve | アカボシツバメガイ属 |
| Cylindrobulla | タルガタブドウギヌ属 |
| Hantazuia | ハンターズミノウミウシ属 |
| Hantazuidae | ハンターズミノウミウシ科 |
| Hermania | ツマリキセワタガイ属 |
| Hermaniinae | ツマリキセワタガイ亜科 |
| Lamprohaminoea | シンミガキブドウガイ属 |
| Longibranchus | ヤマンバミノウミウシ属 |
| Murphydoris | ツバサウミウシ属 |
| Naisdoris | ギザギザウミウシ属 |
| Niparaya | コビトキセワタ属 |
| Panderevela | ハウチワウミウシ属 |
| Pleurehdera | シロタエフシエラガイ属 |
| Produnga | ツノトゲホリミノウミウシ属 |
| Roxaniella | ロクサネガイ属 |
| Tomoberthella | チギレフシエラガイ属 |
| Tubulophilinopsis | ワモンキセワタ属 |
| Unidentia | チュラミノウミウシ属 |
| Unidentiidae | チュラミノウミウシ科 |
| Unidentioidea | チュラミノウミウシ上科 |
次回以降の記事予定
次回以降は本書が提唱した新和名を 1 件ずつ取り上げ、 学名・既存記録・分布・観察例とあわせて掘り下げていく。
最後に
著者の今川さんは、 自分にとって 2 人目のウミウシの師匠だ。 長年この生き物と向き合い、 沖縄のウミウシをこれだけ集大成した一冊を世に送り出したことを、 教わった一人として、 素直におめでとうと言いたい。
書籍
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