カナサンコヤナギウミウシ Janolus savinkini Martynov & Korshunova, 2012

カナサンコヤナギウミウシ Janolus savinkini

Location
日本>沖縄>沖縄本島(本部・北部エリア)>崎本部ゴリラチョップ
Date
2024/06/14
Size
30mm
Depth
8.0m
Water temperature
24.0℃

特徴

ヤノルス科の小型〜中型種で、体長 30 mm まで。体は密に被さる 100 本以上の大型紡錘形の平滑な突起で覆われる (幼体では 30〜40 本)。背側縁は完全に縮小。消化腺が強く分枝し、各突起に侵入する。頭部は小型で、明瞭な短い 2 本の口触手と、根元に共通する触角群をもつ (丘状の触角間稜が明瞭で細かく分岐する襞をもつ)。触角は斜めの薄板を多数もち、成体で 20 枚まで (幼体 10〜15)。配色は全体クリーム黄色〜薄橙色で、各突起は基部から大部分が同色、頂端付近に幅広い紫色の輪と鮮明な不透明青色の斑点をもつ。触角も同じ配色。

分布

ベトナム・ニャチャン湾 (模式産地: Mun 島、水深 22 m、砂底)。熱帯インド-西太平洋に分布。水深 8〜38 m、砂底等の様々な基質に出現する。

種小名の由来

種小名 savinkini はモスクワ進化生態学研究所の Oleg Savinkin 氏への献名。30 年以上にわたりベトナム動物相の研究・採集・撮影に貢献した功績による。

補足

黄色突起・幅広い紫色亜頂帯・不透明青色頂斑という独特な配色で属内の他種から容易に区別できる。

和名の由来

沖縄の愛おしいという意味の「かなさん」という言葉を使った。
References

本書に掲載されています

今川郁. (2026). 沖縄のウミウシ: DNA解析による最新の分類図鑑1089種. 誠文堂新光社. 表紙

今川郁. (2026). 沖縄のウミウシ: DNA解析による最新の分類図鑑1089種. 誠文堂新光社.

誠文堂新光社

本書には Janolus savinkini の解説・写真が掲載されています。

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観察地: ×

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標本・DNA情報

観察 データベース COI 16S H3
#53944 SSWBP236-25

学術データベース

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