ツノトゲホリミノウミウシ Produnga rubropunctata (Edmunds, 1969)

ツノトゲホリミノウミウシ Produnga rubropunctata

Location
日本>沖縄>沖縄本島(東海岸)>レッドビーチ
Date
2013/04/21
Size
10mm
Depth
4.0m
Water temperature
22.0℃

特徴

体地色は半透明の褐色〜灰褐色で、白色と茶色の細点が背面に密に散る。背側突起は体に対して大きく、2 段の小さな瘤と球状に膨らんだ先端を備える。突起内部の中腸腺は褐色で、刺胞嚢の手前で膨らんで見える。突起の先端側には根元から黄色・青色・黄色の色帯が並び、青色帯の上には数個の赤紫色の小斑が散る。触角は体地色と同色で、表面に多数の小突起と白・茶の細点が入る。最大体長は約 15 mm。

分布

模式産地はタンザニア・ダルエスサラームのオイスター湾。原記載時はアマモ類 (Cymodocea ciliata) の根際から採集された体長 4 mm の若齢個体のみが知られていた。その後、オーストラリア・クイーンズランド州ヘロン島や日本 (奄美大島ほか) からも記録され、現在はインド洋から西太平洋にかけて分布する。

種小名の由来

ラテン語の ruber (赤い) と punctatus (点を打った) の合成で、「赤い点を散らした」の意。背側突起の青色帯上に散らばる赤紫色の小斑に由来する。

和名の由来

触角に生じる不定形の突起にちなむ。

補足

原記載は Eubranchus rubropunctatus Edmunds, 1969 として行われ、後に新属 Produnga Martynov, 1998 のもとに位置づけ直された。近年の枝鰓類の系統解析でも Produnga が独立属として再評価され、本種は同属の模式種となっている。インド-西太平洋に分布する Eubranchus mandapamensis (Rao, 1968) との混同が長く続いていた。
References

本書に掲載されています

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版. 表紙

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版.

文一総合出版

本書には Produnga rubropunctata の解説・写真が掲載されています。

Amazon で本書を見る PR (Amazon アソシエイト)
読み込み中...

撮影地を読み込み中...


観察地: ×

該当 0


学術データベース

世界のウミウシの観察データは国際的な海洋生物多様性データベースで公開されています。

詳しくはこちら