シブキキヌハダウミウシ Gymnodoris wanaporum De Souza-Canal & Valdés, 2025

シブキキヌハダウミウシ Gymnodoris wanaporum

Location
日本>沖縄>沖縄本島(本部・北部エリア)>水納島
Date
2025/05/01
Size
20mm
Depth
16.0m
Water temperature
22.0℃

特徴

体は卵形から細長く、大きさの異なる円錐形〜細長い小イボが少数ある。口膜は明瞭で 8 個の不規則なイボをもち、これも背縁と融合する。背縁にもイボがあり、内側にも別の縁が形成され、口膜と内縁にもイボが点在する。体色は半透明の白色で、イボは橙色、口膜と内縁には赤色の線が走る。足の後端は半透明の灰色で先端が橙色。内臓は体壁を通してオレンジ色と白色の塊として透ける。触角は球根状から円錐形で 11 枚の褶葉をもち、軸は白く先端は赤色。鰓は 15 枚の小さな単純な半透明葉が肛門の前方に一列に並ぶ。足は背面より幅広く、頭部近くで側方に広がる。口触手は非常に小さく鈍い。

分布

ニューカレドニア北部・Koumac 周辺。原記載時は水深 11〜18 m で数個体が採集されたのみだった。

種小名の由来

種小名 wanaporum はニューカレドニア・Koumac の Wanap 部族の集団名のラテン語属格複数形で、野外調査における歓待への謝意とその文化遺産への敬意を込めた命名。

補足

足の前縁に側方拡張部 (前側葉) をもたない点と、後端に独特の腺構造をもつ点で同属の他種から識別される。Gymnodoris lebouteillerorum と同じクレードに属する種は体型が類似するが、これらは本種より足が著しく狭く鰓も小さい点で外見的に区別される。

和名の由来

赤色の模様が飛沫のように見えることから。
References

本書に掲載されています

今川郁. (2026). 沖縄のウミウシ: DNA解析による最新の分類図鑑1089種. 誠文堂新光社. 表紙

今川郁. (2026). 沖縄のウミウシ: DNA解析による最新の分類図鑑1089種. 誠文堂新光社.

誠文堂新光社

本書には Gymnodoris wanaporum の解説・写真が掲載されています。

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観察地: ×

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標本・DNA情報

観察 データベース COI 16S H3
#53883 BOLD Systems SSWBP534-25

学術データベース

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