エルコラニア・エンドフィトファガ Ercolania endophytophaga K. R. Jensen, 1999
特徴
ハダカモウミウシ科に属する小型の嚢舌目で、体長 2〜5mm。表皮は透明だが、消化腺の中身が透けるため体は濃緑色に見える。背側突起の先端には白色の小斑があり、しばしば帯状に並ぶ。心嚢の上には白色の三角斑がある。背側突起は体の両側に 1 列ずつ並び、長く先の尖ったものが片側 3〜4 本、短いものが 3〜5 本付く。触角は扁平、足の前端はへら状に広がる。分布
模式産地は西オーストラリア州ロットネスト島の The Basin。グレートバリアリーフおよびフィリピン (アニラオ) からも記録がある。種小名の由来
種小名 endophytophaga はギリシャ語の endo- (内部の)、phyto- (植物)、phaga (食べる) を組み合わせた造語で、宿主である緑藻 Struvea plumosa や Valonia sp. の細胞内に入り込み、細胞質を食べる習性に由来する。補足
餌である多核の管状緑藻の細胞壁に円形の穴を開け、頭から潜り込んで内部の細胞質を吸い込む特異な摂食行動が知られる。卵塊も食べ尽くした藻細胞の内部に産み付けられる。陰茎には短く尖った陰茎針をもつ。References
季節性
撮影地
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エルコラニア・エンドフィトファガの写真
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