ランプロハミノエア・エヴェリナエ Lamprohaminoea evelinae Oskars & Malaquias, 2020

ランプロハミノエア・エヴェリナエ Lamprohaminoea evelinae

Location
日本>沖縄>沖縄本島(恩納村・読谷村エリア)>ホーシュー
Date
2016/08/06
Size
5mm
Depth
4.0m
Water temperature
30.0℃

ランプロハミノエア・エヴェリナエとは

半透明で白っぽい体に、黄色〜橙色の丸い斑紋がびっしりと散らばる、殻高5mmほどのごく小さなブドウガイのなかま。砂底や砂泥底をはい回って藻類を食べる。

特徴

体の地色は半透明で白っぽく、頭部の盾状の部分(頭楯)、体側にひれ状に張り出す側足、背面を覆う外套に、大小さまざまな丸い黄色〜橙色の斑紋が入る。斑紋どうしは融合することもあり、その隙間には細かな白色の色素が散らばる。背面には丸くなめらかな半透明の薄い殻を持つが、軟体部に包み込まれて外からはあまり目立たない。殻高は5mm前後とごく小型。よく似たミガキブドウガイは橙色の太い帯と斑紋が不透明な白で縁取られること、キホシミガキブドウガイは黒や紫の丸い斑点を持つことで見分けられる。

分布

模式産地はグアム島パゴ湾。グアムを含むマリアナ諸島、フィリピン(パングラオ)、日本(沖縄)、オーストラリア(グレートバリアリーフ)から確認されており、パプアニューギニア、マーシャル諸島、インドネシアにも分布する可能性がある。インド・西太平洋の熱帯〜亜熱帯域に広く分布する。

種小名の由来

種小名 evelinae は、記載者の一人トロンド・オスカースが、この研究の最中に生まれた自身の娘エヴェリナにちなんで名づけたもの。女性名 Evelina の属格で「エヴェリナの」を意味する。

補足

砂底や砂泥底をはい回り、藻類を食べる。長く未記載のまま各地の図鑑やウェブ上で「ブドウガイ属の一種」として扱われてきたが、2020年に新種として正式に記載された。
References
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