トウアカミドリガイ Thuridilla kathae Gosliner, 1995
特徴
体長 9mm 程度。体地色は鮮やかな緑色で、大小の不透明白色斑が散在する。大きな斑点は側足上に小さな乳頭状の隆起 を形成する。側足の縁はクリーム色から薄黄色。頭部に Y 字型の不透明白色斑があり、これが触角の基部まで延びる。Y 字斑の後方には緑色の領域、さらにもう1つ不透明白色の斑がある。触角の先端は橙色で飾られる。足の前縁にも橙色がある。分布
フィリピン、インドネシア、マダガスカル。種小名の由来
種小名 kathae は、嚢舌目および Thuridilla に関する知見の発展に多大な貢献をしたデンマークの研究者 Kathe Jensen 博士 (Jensen 1992 で本属の現生分類を確立) への献名。補足
Thuridilla carlsoni と Thuridilla flavomaculata に外見が近似し、特に Thuridilla flavomaculata と最も近縁。本種は触角の先端側が橙色 (Thuridilla flavomaculata は黒線入りの白)、体表に黄色の斑点を欠く点で Thuridilla flavomaculata と区別される。歯舌咬頭は幅狭く、24本程度。References