シロアミミドリガイ Thuridilla carlsoni Gosliner, 1995

シロアミミドリガイ Thuridilla carlsoni

Location
日本>東京>八丈島>底土(三又)
Date
2019/05/04
Size
12mm
Depth
10.0m
Water temperature
20.0℃

特徴

体長は 9〜15mm 程度。体地色は緑色で、不規則な緑色色素の斑点に不透明白色の網目模様 がかかる。側足の縁は淡いクリーム色から黄色で、その内側に不透明白色の点列がある。頭部は不透明白色と緑色の混じった色で、緑色は触角の基部 1/3 まで及ぶ。触角は基部以外が不透明白色で、先端は焼け橙色。足の前縁と頭部前部にも不透明白色がある。側足の内側は、縁から順にクリーム色の縁線、不透明白色の帯、幅広い黒色帯、そして黄緑色の縦線が入る緑色領域、と並ぶ。

分布

ハワイ諸島、エネウェタク・クワジェリン (マーシャル諸島)、グアム、西オーストラリア、パプアニューギニア。Carlson and Hoff 1978 が Elysia gracilis として記録した個体は本種に該当する。

種小名の由来

種小名 carlsoni は、Patty Jo Hoff 氏とともに本種を最初に発見したサンゴ礁ウミウシ研究者 Clay Carlson 氏 (グアム在住、長年 Thuridilla を研究) への献名。

補足

本属で最も派生形質が少ない種のひとつで、ほぼ祖先的形質をもつ。歯舌の咬頭は幅広く、35〜38本の細かい小棘が並ぶ点が属内で派生的。色彩・形態的に Thuridilla multimarginata に最も近縁。Thuridilla flavomaculata および Thuridilla kathae とも近縁だが、本種は緑色色素が白で網目状に区切られる点でこれら2種 (緑が均一) と異なる。
References
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