シラナミミドリガイ Thuridilla undula Gosliner, 1995
特徴
体地色はターコイズブルー〜緑がかった青。側足の縁は焼け橙色の幅広い波状の帯で縁取られる。その下方に黒色の細い波線、さらにその下に反射性の鮮やかな青色の波状領域が続く。頭部には黒色と反射性の青色色素がある。触角の基部は体色と同じ、中央には青色と黒色の細い波状帯、先端には焼け橙色の幅広い帯がある。足の前縁にも橙・黒・青の帯が見られる。分布
パプアニューギニア、グアム、パラオ、フィリピン、モルディブ。種小名の由来
種小名 undula は、側足の縁に沿って走る波打つ色帯にちなむ。補足
Thuridilla lineolata (Bergh, 1905) に最も近縁で、両種ともに咽頭嚢が拡大していない点で他のクレードと異なる。本種は心嚢から伸びる側方血管が高度に分岐する点 (Thuridilla lineolata は単純な二叉)、後方血管が心嚢に入る前に共通根をもつ点 (Thuridilla lineolata は別々に挿入) で区別される。色彩的には Thuridilla neona に類似するが、本種の色帯は触角で横帯状 (Thuridilla neona は斜め)、また Thuridilla neona は橙色斑がさらに鮮やかである等で区別。References
- Thuridilla undula sp. nov., Gosliner T.M. (1995). The genus Thuridilla (Opisthobranchia: Elysiidae) from the tropical Indo-Pacific, with a revision of the phylogeny and systematics of the Elysiidae. Proceedings of the California Academy of Sciences. 49(1): 1-54.
- ツリディラ・ウンドゥーラ, 殿塚孝昌. (2003). ウミウシガイドブック〈3〉. TBSブリタニカ.
- シラナミミドリガイ(新称), 小野篤司. (2004). 沖縄のウミウシ. ラトルズ.
季節性
撮影地
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