アエオリディエラ・グラウカ Aeolidiella glauca (Alder & Hancock, 1845)
- Location
- スウェーデン>スウェーデン西海岸>Norra Klätten
- Date
- 2025/06/29
- Size
- 25mm
- Depth
- 20.0m
- Water temperature
- 15.0℃
特徴
体長約 20 mm 前後、最大 40〜45 mm に達する中型のミノウミウシ。地色は半透明白色〜クリーム色で、頭部から心嚢後方の背面正中域にかけて淡橙色・淡黄色・ベージュ色の色素が広がる。背面・足縁・触角に虹色光沢を帯びた不透明白斑が散在する。足縁は半透明で白色斑をもち、本種の識別形質となる。嗅角は橙色または黄色で先端は白色、平滑。口触手は半透明で内側に虹色光沢の白色色素をもち、嗅角よりやや長い。ミノは多数の横列に密に並ぶ。分布
模式産地はイングランド南西岸トーベイ。北東大西洋に分布し、Carmona et al. 2026 の分子解析によりノルウェー、スコットランド、フランスから確認されている。スウェーデン・デンマーク・オランダ・ポルトガル・スペインからの記録は隠蔽種 Aeolidiella avatar Carmona et al., 2026 との誤同定の可能性があり、再検討を要する。種小名の由来
ラテン語 glauca は「青灰色の、灰緑色の」を意味し、本種の地色にちなむ。補足
Carmona et al. 2026 によって本種は隠蔽種を含む種複合体であることが示され、Aeolidiella avatar Carmona et al., 2026 が分離されたことに伴い、本種の分布範囲は再定義の最中にある。References
- Aeolidiella glauca (Alder & Hancock, 1845), Carmona L., Martín-Hervás M.R., Pola M., Gosliner T.M. & Cervera J.L. (2026). Unfinished symphony: updating the systematics of Aeolidiidae (Nudibranchia, Gastropoda), with special focus on Aeolidiella Bergh, 1867. Invertebrate Systematics, 40: IS24105. https://doi.org/10.1071/IS24105
季節性
撮影地
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