ネオンミドリガイ Thuridilla neona Gosliner, 1995
特徴
体長約10〜15mmの小型の嚢舌目ウミウシ。体は緑色で、わずかに青みを帯びる。側足の縁は焼け橙色の幅広い波状の帯で縁取られる。その内側には反射性の鮮やかな橙色、黒色、反射性の鮮やかな青色の細い波状帯が連なる。頭部と触角の基部は不透明白色。頭部の側面には反射性の青色、黒色、反射性の橙色、焼け橙色の線が並ぶ。触角には反射性の青・黒・反射性の橙・焼け橙色・白色の斜めの線が連なり、先端は橙色。足の前縁は焼け橙色。分布
風上・風下のハワイ諸島 (米国)。種小名の由来
種小名 neona は、側足・頭部・足前縁を飾る鮮やかな「ネオン」「電気的」な色彩にちなむ。補足
形態的には地中海産の Thuridilla hopei (Vérany, 1853) に最も近縁。Thuridilla hopei は青みのある体色をもつが、本種のような焼け橙・黒・青の側足縁帯を欠く。本種は内部形態でも Thuridilla hopei よりも歯舌咬頭が幅広く、陰茎球が遠位側で最も太い点 (Thuridilla hopei は近位側で最も太い) で区別される。References
- Thuridilla neona sp. nov., Gosliner T.M. (1995). The genus Thuridilla (Opisthobranchia: Elysiidae) from the tropical Indo-Pacific, with a revision of the phylogeny and systematics of the Elysiidae. Proceedings of the California Academy of Sciences. 49(1): 1-54.
- ネオンミドリガイ(新称), スーザン・ミドルトン他. (2015). 海の美しい無脊椎動物. 創元社.
本書に掲載されています
スーザン・ミドルトン他. (2015). 海の美しい無脊椎動物. 創元社.
創元社
本書には Thuridilla neona の解説・写真が掲載されています。
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