【ご報告と御礼】「世界のウミウシ」の観察記録4万件を国際データベースで公開しました
導入
こんにちは、「世界のウミウシ」を運営しております木元です。 いつも本サイトにご参加、ご協力いただき、誠にありがとうございます。
2015年にサイトを立ち上げてから10年。この度、皆様からお寄せいただいた4万件以上の貴重なウミウシの観察記録を、正式な科学データセットとして整備し、国際的なデータベースにて公開いたしましたので、ご報告させていただきます。
データ公開に至った経緯
「世界のウミウシ」は、世界中のダイバーやナチュラリストの皆様にご投稿いただく写真付きの観察記録によって成り立っています。一枚一枚の写真と記録は、ウミウシの分布や生態を知る上で非常に価値のある情報です。
この皆様からお預かりした貴重なデータを、サイト内だけに留めるのではなく、国内外の研究者がよりアクセスしやすく、学術研究などに広く活用していただける形にしたいと以前から考えておりました。今回、そのための準備が整い、データ公開に踏み切ることといたしました。
公開データの技術的な意味について
今回のデータ公開にあたり、記録は以下の形で登録されています。
1. DOI (DOI: 10.48518/00032)
DOIは、学術論文などと同様に、データセットに付与される永続的な識別子です。これにより、皆様の観察記録の集合体が、一つの信頼性あるデータとして、研究論文などで正確に引用される対象となります。
BISMaL (海洋生物多様性情報システム)
JAMSTEC(海洋研究開発機構)が運営する国内のデータベースです。日本の研究コミュニティの皆様にも、本データを活用いただきやすくなります。 ▶ BISMaL データセットページ
OBIS (海洋生物地理情報システム)
ユネスコなどが支援する世界最大の海洋生物データベースです。皆様の記録が、世界のウミウシ研究、ひいては海洋生物多様性の理解に貢献するための土台となります。 ▶ OBIS データセットページ
結びに
サイト開設10周年という節目に、皆様からお寄せいただいた一枚一枚の写真と観察記録が、このような形で世界の研究資産としての一歩を踏み出せたことを、大変嬉しく思います。 このデータセットが、今後のウミウシ研究や海洋環境の理解に少しでも貢献できれば幸いです。 今後とも「世界のウミウシ」を、どうぞよろしくお願いいたします。
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