オトメウミウシ Dermatobranchus otome Baba, 1992

オトメウミウシ Dermatobranchus otome

Location
日本>神奈川>葉山>権太郎岩
Date
2014/06/10
Size
10mm
Depth
5.0m
Water temperature
21.0℃

特徴

体長 30 mm に達する小型のウミウシで、体は扁平な楕円形。背面の地色は乳白色〜淡い肉色で、縦方向に多数の浅い溝が走り、溝の中は地色より濃く陰影が入る。背面には縁が暈けた黒色の小斑が散在し、その周囲は淡褐色の輪に縁取られる。外套前方には弧を描く暗色の横帯がしばしば現れる。触角は鮮やかな赤橙色で先端のみ白く抜ける。口幕腹足は白色で斑紋を欠く。

分布

模式産地は日本・相模湾。日本沿岸(相模湾・駿河湾ほか)に分布し、韓国南岸からも記録がある。潮間帯から水深 5 m 程度の浅所で観察される。

種小名の由来

種小名 otome は和名「オトメウミウシ」のラテン語化。本種は長らく Dermatobranchus striatus と同定されてきたが、後の再検討により別種と認められ、従来から本種に充てられてきた和名をそのまま種小名に採用した形となった。

補足

八放サンゴ類を食べるとされる オトメウミウシ属の一員。外見では同属の Dermatobranchus oculusDermatobranchus semistriatusDermatobranchus primus に近く、いずれも乳白色の地に縦走する隆起列と黒色の眼状斑をもつ。本種は鮮赤橙色の触角と、輪状に淡褐色を伴う黒色斑の組み合わせで識別される。
References
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学術データベース

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