イソウミウシ Rostanga orientalis Rudman & Avern, 1989

イソウミウシ Rostanga orientalis

Location
日本>東京>八丈島>(旧)八重根港
Date
2021/11/28
Size
12mm
Depth
8.0m
Water temperature
21.0℃

特徴

体地色は赤色から橙赤色で、外套膜上には小さな褐色の細点が散在する。背面全体に絨毛状の小突起が密生し、その先端に主に白色の小斑が集まる。触角は柄部が透明で、棍部の薄板はほぼ垂直に立ち、半透明褐色で上部に白色の縁取りや帯をもち、頂部に細い柄をもつ球状の終末突起が立つ。二次鰓は半透明の橙色で、白色の小斑が散らばり、各鰓の先端付近に細い白色の線がある。日本産には黒色型も知られる。

分布

模式産地は香港・Mirs Bay の Pak Ma Tsui (水深 7 m)。原記載時は香港諸地点 (Mirs Bay の Gau Tau、Hoi Ha/Flynn Pt.、Pak Ma Tsui、Kat O Chau) と日本から記録されていた。後年の観察では韓国・中国沿岸を含む東アジア温帯〜亜熱帯域に広がっている。

種小名の由来

種小名 orientalis はラテン語で「東方の」「東洋の」の意。本種が日本と中国の海域から記録されてきた経緯にちなむ。

補足

日本沿岸の個体は古くは Rostanga arbutusRostanga muscula と同定されてきたが、Rudman & Avern 1989 の再検討により本種として整理された。Baba 1937 は黒色型と橙色型を記録し、それぞれ黒色海綿 Reniera okadai と橙色海綿 Reniera japonica を捕食すると報告している。
References
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観察地: ×

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学術データベース

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