コイボオトメウミウシ Dermatobranchus tuberculatus Gosliner & Fahey, 2011
特徴
胸部、口蓋、足部の地色は淡白から褐色または紫色。結節は一般に淡褐色で,暗褐色の斑点がある。
胸板の前半分に薄茶色の三角点が背中部にみられることがある。
口蓋は白色で暗褐色の斑点が数個あり、縁はピンクから紫。
隆起角は淡褐色で、白色の頂部のすぐ下に暗褐色の色素がある。
分布
パプアニューギニア、マレーシア、フィリピン、種小名
丸みを帯びた結節が背側にあることに因むReferences
- Gosliner, T. M.; Fahey, S. J. (2011). Previously undocumented diversity and abundance of cryptic species: a phylogenetic analysis of Indo-Pacific Arminidae Rafinesque, 1814 (Mollusca: Nudibranchia) with descriptions of 20 new species of Dermatobranchus. Zoological Journal of the Linnean Society. 161: 245-356.
- コイボオトメウミウシ(新称), 中野 理枝. (2018). 日本のウミウシ.