ネムブロータ・プルプレオリネアータ Nembrotha purpureolineata O'Donoghue, 1924

ネムブロータ・プルプレオリネアータ Nembrotha purpureolineata

Location
オーストラリア>ニューサウスウェールズ>Kurnell>The monument
Date
2020/01/23
Size
40mm
Depth
15.0m
Water temperature
20.0℃

特徴

体長は4〜5.5cm程度。地色は背面が深いクロムイエロー、側面は淡黄色で、背面の中央と尾の中央付近にオレンジ黄色の大きな斑が現れる。栗褐色の縦縞は Nembrotha lineolata よりやや太く本数が少なく、背中央線に1本、外套縁を1本巡り、左右にそれぞれ3本ずつ走る。縞と縞の間の体表には微細な皺状の凹凸が並ぶ。触角の棍棒部は朱色で、二回羽状の二次鰓3枚も朱色を帯びる。触角鞘・鰓基部・肛門乳頭・口触手・足縁は個体によって青〜紫を呈する。本種は N. lineolata と外見が酷似するが、縞の太さと本数、地色の違いで区別できる。

分布

インド・西太平洋。模式産地は西オーストラリアのアブロホス諸島 (Houtman Abrolhos)。オーストラリア東岸、日本 (紀伊半島以南) などからも記録がある。Pola et al. 2026 では東ティモールから新たな色彩型が報告された。

種小名の由来

ラテン語の purpureus (紫色の) と lineatus (線の入った) を合わせた合成語。

補足

ホヤ類を捕食する。Pruvot-Fol 1931 が記載した Nembrotha rutilans は本種のシノニムとされる (Pola, Cervera & Gosliner, 2008)。Baba 1976 が紀州瀬戸の標本に基づいて日本から初めて記録し、和名セトリュウグウウミウシを与えた。同論文で並記された Nembrotha lineolata と非常に近縁で、Baba 自身が両種が同種である可能性に言及している。
References
読み込み中...

撮影地を読み込み中...


タグ:
観察地: ×

該当 0


学術データベース

世界のウミウシの観察データは国際的な海洋生物多様性データベースで公開されています。

詳しくはこちら