トサカリュウグウウミウシ Nembrotha cristata Bergh, 1877

トサカリュウグウウミウシ Nembrotha cristata

Location
日本>沖縄>宮古島>Wアーチ
Date
2026/05/27
Size
60mm
Depth
14.0m
Water temperature
25.5℃

特徴

地色は深い黒色。背と側面にはエメラルド色の瘤状突起が散在し、一部は列状に並ぶ。頭部前縁も同様の突起で特に飾られる。触角鞘の縁および触角はエメラルド色、大きな二次鰓も緑色で、葉の一部は黒い。二次鰓葉は 3 枚で基部で連結し、引き込みができない。足は細く側面にほとんど突出しない。

分布

模式産地はフィリピン海。太平洋西部・インド-西太平洋のサンゴ礁帯に広く分布し、ホヤ類 (主に群体ボヤ) を捕食する。

種小名の由来

ラテン語の形容詞 cristata (女性形) は「鶏冠を有する、隆起をもつ」を意味する。原記載のラテン診断中に「背と側面はエメラルド色の突起で飾られ、一部列状に並ぶ」と明記されており、種小名はこの隆起した緑色突起列に基づく。

補足

本種の原記載は Semper がフィリピン海域で生時に図示した 1 個体のみに基づき (スケッチには誤って「Trevelyana cristata」と記されていた)、標本自体はその後失われたため歯舌構造は検査されていない。
References
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学術データベース

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