テングモウミウシ Costasiella kuroshimae M. Ichikawa, 1993

テングモウミウシ Costasiella kuroshimae

Location
日本>東京>八丈島>(旧)八重根港
Date
2018/06/28
Size
3mm
Depth
10.0m
Water temperature
26.0℃

特徴

ホロタイプ体長 4 mm。頭前部は褐色の色彩パターンにより縦に二分され、2 つの丸い膨らみのような印象を与える。触角は白色で先端が黒色。口触手はない。眼の後方中央に褐色の斑がある。背側突起は 7 列に並び、全体に緑色で先端が白色。緑色部分に虹彩色の斑が散在する。

分布

模式産地は沖縄県八重山郡竹富町・黒島 (Avrainvillea lacerata var. robustior 上)。日本・フィリピン・インドネシアなど西太平洋の熱帯〜亜熱帯海域から記録される。

種小名の由来

種小名 kuroshimae は本種が採集された島の日本語名「黒島 (くろしま)」のラテン語化属格。

補足

Avrainvillea 属の緑藻を食草とし、葉緑体を体内に取り込む盗葉緑体現象を行う。英語圏では "Leaf Sheep"・"Sea Sheep" として知られる呼び名があるが、これは本種ではなく同属の別種 (ホホベニモウミウシ等) を指すことが多い。近年の分子系統解析では本種に外見が似た未記載の隠蔽種が複数存在することも示されており、原記載は解剖学的記述が乏しいため真の C. kuroshimae の同定基準は今後の再記載に委ねられている。
References
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学術データベース

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