モンショウミノウミウシ Catriona signifera Baba, 1961

モンショウミノウミウシ Catriona signifera

Location
日本>東京>伊豆大島>野田浜
Date
2014/05/18
Size
8mm
Depth
5.0m
Water temperature
16.0℃

特徴

体長 5〜8 mm のミノウミウシ類の小型種。触角口触手と同じくらい長く、平滑背側突起は長紡錘形で、各側 8〜9 列の単列斜列に並び、最大列で 3〜4 個。最前 3 列は右肝臓に属する。
体地色は半透明の白色で上部が黄色味を帯び、頭部・背面・尾部に不透明な白色細点が散らばる。本種の主要な識別形質として、触角の後方の背面に卵形の暗褐色から黒色の斑紋が現れる。背側突起は先端付近が不透明白色で、しばしば縦に筋が走り、内部の消化腺は暗緑色。

分布

模式産地は大阪湾田尻 (浜辺) および瀬戸内海向島 (Sargassum 上、浅所)。原記載時は大阪湾と瀬戸内海から記録されていた。

種小名の由来

種小名 signifera はラテン語で「旗持ち・軍旗を持つ者」を意味し、触角後方背面の卵形斑紋を旗印になぞらえた命名。和名「モンショウミノウミウシ」(紋章ミノウミウシ) もこれに対応する。

補足

Sargassum 上から多数採集された記録があり、触角後方背面の卵形斑紋という外見形質で同属の Catriona pupillaeCatriona purpureoanulata から区別される。
References

本書に掲載されています

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版. 表紙

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版.

文一総合出版

本書には Catriona signifera の解説・写真が掲載されています。

Amazon で本書を見る PR (Amazon アソシエイト)
読み込み中...

撮影地を読み込み中...


タグ:
観察地: ×

該当 0


学術データベース

世界のウミウシの観察データは国際的な海洋生物多様性データベースで公開されています。

詳しくはこちら