キカモヨウウミウシ Goniobranchus geometricus (Risbec, 1928)

キカモヨウウミウシ Goniobranchus geometricus

Location
日本>沖縄>沖縄本島(恩納村・読谷村エリア)>オーバーヘッドロック
Date
2019/10/04
Size
20mm
Depth
12.0m
Water temperature
27.0℃

特徴

体長は最大 40 mm 前後のイロウミウシ類。体地色は白色を基調に、背面は紫色を帯びた白色を呈し、白色の盛り上がった斑紋と黒色の亀甲模様 (六角形が連なる幾何学的模様) が走るのが種小名 geometricus の由来となる特徴。外套膜の最外周は紫色の細線で縁取られる。

触角は軸が透明で表面に白色の細点が密に入り、葉状襞 (lamellae) 部分は緑色〜黄褐色を呈する。鰓は基部が白色で、上半分から先が緑色〜黄褐色になる単羽状鰓を 12〜15 葉、後背中央に円環状に配置する。

外套膜の前縁を上下に翻すように波打たせる行動 (mantle-flapping) が見られる。本種には全体的に褐色を帯びる色彩型も知られる。

分布

インド洋〜西太平洋に広く分布。マダガスカル、タンザニア、モルディブ、オーストラリア、フィジー、パプアニューギニア、インドネシア、フィリピン、日本沿岸、グアム、パラオ、マーシャル諸島から記録される。

種小名の由来

種小名 geometricus はラテン語で「幾何学的な」を意味し、背面の亀甲状の幾何学模様にちなむ命名。

補足

原記載は Pease 1860 によりハワイ産の標本に基づく。Pease 1866 の論文で属 Goniobranchus Pease, 1866 が新設され、本種を含む亀甲模様系統がそのタイプに近い形で扱われている。海綿食性。
References
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学術データベース

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