ハナビラミノモドキ Phyllodesmium sp. 8

ハナビラミノモドキ Phyllodesmium sp. 8

Location
日本>沖縄>宮古島>本ドロップ
Date
2024/02/23
Size
8mm
Depth
14.0m
Water temperature
21.0℃

特徴

背側突起にハッキリとした白色斑点が散在する
体は細長く半透明,触角平滑で単純
背側突起は非常に長く先端は白色,接触すると先端が螺旋状に縮む
中腸腺の分枝には短い側嚢があり,暗褐色を呈して斑点状に見える
背側突起の先端付近に時として青色の虹彩光が見える
最大体長 25 mm

分布

ハワイ諸島,エニウェトク環礁,ヘロン島などインド・西太平洋

生態

潮間帯から浅亜潮帯の保護的環境に夜行性で分布
小型の八放サンゴの根茎と閉じたポリプを捕食
中腸腺に褐虫藻を保持し光合成産物の一部を栄養として利用する可能性
卵塊は屈曲した白色螺旋状で径 5-6 mm

類似種との違い

ハナビラミノウミウシ Phyllodesmium poindimiei に酷似するが,体長が約半分 (25 mm 対 50 mm),背側突起の先端が刺激時に螺旋状に縮む点 (ハナビラミノウミウシは単に湾曲する),中腸腺枝がオレンジ・黄色 (ハナビラミノウミウシ) ではなく暗褐色の側嚢が並んで斑点状に見える点で区別される
生息環境も潮間帯の礫質海岸 (本種) と深場 6-20 m の遮蔽地形 (ハナビラミノウミウシ) で異なる
ミトコンドリア COI 遺伝子の塩基配列も約 10 % 分岐する別系統
References

本書に掲載されています

小野篤司 & 加藤昌一. (2020). 新版 ウミウシ. 誠文堂新光社. 表紙

小野篤司 & 加藤昌一. (2020). 新版 ウミウシ. 誠文堂新光社.

誠文堂新光社

本書には Phyllodesmium sp. 8 の解説・写真が掲載されています。

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