ハチジョウミノウミウシ Phyllodesmium sp. 1

ハチジョウミノウミウシ Phyllodesmium sp. 1
Photographed by
IMAGAWA 今川郁
Location
日本>沖縄>慶良間諸島(座間味島・安室島・嘉比島・安慶名敷島)> 唐馬No.2
Date
2007/07/28
Size
6mm
Depth
5.0m
Water temperature
29.0℃
分布:フィリピンと日本からのみ知られる

体地色は半透明の白色。
背面正中線上、触角の前後とその後方3か所に、黄白色で囲まれた淡い橙黄色の斑紋が入る。
この黄白色の周囲が青味を帯びるものも見られる。
背側突起は基部が細く、先端部分が丸く膨らむ。
背側突起の色は透明で、橙色の中腸腺が透けて見える。膨らんだ部分は黄白色で、その中央に淡い橙黄色の輪がある。
触角と口触手は平滑で長い。色は基部から中程までが半透明の白色。その先が黄白色になる。
Indo Pacific Nudibranchs and Sea Slugs, 2008 の Subcuthona pallida Baba, 1949 マツヨイミノウミウシは誤同定。
和名は日本初記録地の八丈島に因む。
体長6mmに達する。

観察地:フィリピン、日本
References