ヒュプセロドーリス・ヴィオラブランキア Hypselodoris violabranchia Gosliner & R. F. Johnson, 1999

ヒュプセロドーリス・ヴィオラブランキア Hypselodoris violabranchia

Location
アメリカ>ハワイ>オアフ島>ホースシューリーフ
Date
2022/12/14
Size
12mm
Depth
13.0m
Water temperature
23.0℃

特徴

体長 10〜14 mm の小型のアオウミウシ属。生体の地色はサーモンピンクで、頭部、外套膜後部、腹足には紫色で縁取られた白色域がある。背面には不透明な白色の縦線が 15〜20 本走り、その間に不透明白色の小斑点が散在する。触角は白色地で、基部に橙色の輪、中央に紫色の縦線がある。触角の直後には半透明の明色域があり、眼が透けて見える。鰓葉は 8 葉の単羽状で白色、鰓軸の外側が紫色を呈する。

分布

ハワイ諸島のカウアイ島とマウイ島から知られる中部太平洋固有種。模式産地はカウアイ島・カウアイ海峡沿いの Ahukini Reef (水深 11 m)。

種小名の由来

種小名 violabranchia はラテン語の viola (スミレ色) と branchia (鰓) からなる合成語で、本種の鰓軸外側の紫色色素にちなむ。

補足

Hypselodoris insulanaHypselodoris andersoniHypselodoris maculosaHypselodoris alboterminata と近縁。本種と H. insulana は、ピンクの体地色と不透明白色の縦線、紫色の縁帯を共有するが、本種では紫色縁帯が断続的で前後でしか見られない (H. insulana では連続)。触角の赤色帯は本種では基部 1 本のみだが H. insulanaH. andersoniH. alboterminata ではいずれも 2 本。鰓軸が本種では紫色なのに対し、H. insulanaH. andersoniH. alboterminata では赤橙色を呈する点で外見的に区別される。
References
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