セリスイロウミウシ Hypselodoris cerisae Gosliner & R. F. Johnson, 2018

セリスイロウミウシ Hypselodoris cerisae

Location
日本>高知>室戸>長碆
Date
2018/03/03
Size
25mm
Depth
12.0m
Water temperature
15.6℃

特徴

体長 20〜35 mm。体地色は黄金色のはちみつ色で、外套膜の前縁・側縁・後縁は紫色に縁取られる。外套膜上には不規則な暗褐色から黒色の縦線が走り、その両側には不透明な白色の斑点が点在する。鰓嚢は外套膜から強く隆起し、7〜9 本の細い一枚羽の鰓葉が立つ。鰓葉の上部外面は赤橙色、基部は内外ともに不透明な白色。触角は不透明な白色の先端を除いて一様に鮮やかな赤橙色で、約 21 枚の小さな葉状突起をもつ。腹足縁は紫色の縁取り帯で囲まれる。

分布

日本 (八丈島)、台湾、マレーシア。

種小名の由来

本種を台湾で初めて見つけ、ホロタイプを採集した Cerise Chen 氏への献名。

補足

従来 Hypselodoris krakatoa とされてきた個体群の一部で、本研究で別種として記載された。Hypselodoris krakatoa とは色彩が似るが、本種は体色が紫色味を帯びるのに対して krakatoa は焼け焦げた橙色の斑をもつ。両種とも外套膜前縁に明瞭な紫色色素をもつが、cerisae では後端も紫色、krakatoa では橙色になる点でも区別される。鰓葉の数は cerisae で 7〜9 本、krakatoa で 6〜7 本。模式産地は台湾台北縣龍洞、水深 10 m。
References

本書に掲載されています

小野篤司 & 加藤昌一. (2020). 新版 ウミウシ. 誠文堂新光社. 表紙

小野篤司 & 加藤昌一. (2020). 新版 ウミウシ. 誠文堂新光社.

誠文堂新光社

本書には Hypselodoris cerisae の解説・写真が掲載されています。

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