ロータスミノウミウシ Coryphellina lotos Korshunova, Martynov, Bakken, Evertsen, Fletcher, Mudianta, Saito, Lundin, Schrödl & Picton, 2017
特徴
体地色、触角、背側突起は薄紫色背側突起は薄紫で先端は不透明な褐色、淡褐色の中腸腺が透けて見える
触角と背側突起には濃い紫のバンドがある
触角には後方にのみヒダ状突起がある
口触手はライラック色で先は白い
触角の間から背面に紫色の縦線がはいる
体側面に線があるが連続しない
分布
日本補足
Coryphellina rubrolineataと同種とされていたが分割された。セスジミノウミウシは相模湾で採集された個体に命名された和名であるので、本種がセスジミノウミウシだと思われ和名に混乱が見られる
References
- セスジミノウミウシ(新称), 生物學御研究所編. (1955). 相模湾産後鰓類図譜〈補遺〉.
- セスジミノウミウシ, 小野 篤司. (1999). ウミウシガイドブック.
- セスジミノウミウシ, 鈴木敬宇. (2000). ウミウシガイドブック〈2〉.
- フラベリナ・ルブロリネアタ, 殿塚孝昌. (2003). ウミウシガイドブック〈3〉.
- セスジミノウミウシ, 小野 篤司. (2004). 沖縄のウミウシ.
- セスジミノウミウシ, 中野 理枝. (2004). 本州のウミウシ.
- セスジミノウミウシ, 小野 篤司, 加藤 昌一. (2009). ウミウシ.
- Flabellina rubrolineata, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2015). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific. New World Pubns Inc.
- Korshunova, Tatiana, Alexander V. Martynov, Torkild Bakken, Jussi Evertsen, Karin Fletcher, Wayan Mudianta, Hiroshi Saito, Kennet Lundin, Michael Schrödl & Bernard Picton. 2017 Polyphyly of the traditional family Flabellinidae affects a major group of Nudibranchia: aeolidacean taxonomic reassessment with descriptions of several new families, genera, and species (Mollusca, Gastropoda). ZooKeys 717: 1–139.
- ロータスミノウミウシ(新称), 中野 理枝. (2018). 日本のウミウシ.