アオウミウシ Hypselodoris festiva (A.Adams, 1861)
アオウミウシとは
体地色は青色。外套膜周縁部は黄色。
正中線上に黄色の縦線が1本入り、その両側にも黄色の斑紋が入る。
この黄色の斑紋は点状になったり線状になったり、全く欠くものがあったりと変異が多い。
黒色の斑紋が不規則に入るものも見られる。
触角は橙色。
二次鰓は白色で、軸の部分が橙色。
クロイソカイメンを食す。
体長30mmに達する。
観察地
日本(沖縄を除く)、香港、台湾、韓国学名
読みはヒュプセロドーリス・フェスティバ。References
- 青うみうし(新称), 藤田經信. (1893) 相州三浦三崎近傍ノ隱鰓うみうし科(Cryptobranchiate Nudibranchiata)(第四十七號ノ續キ)、動物學雜誌 5(53): 95-98.
- アオウミウシ, 生物學御研究所編. (1949). 相模湾産後鰓類図譜.
- Glossodoris festiva (Adams) Aoumiushi, Baba, K. 1957. A revised list of the species of Opisthobranchia from the northern part of Japan, with some additional descriptions. J. Fac. Sci., Hokkaido Univ.,ser. 6, Zool. 13(1-4):8-14.
- アオウミウシ, 益田一. (1999). 海洋生物ガイドブック.
- アオウミウシ, 鈴木敬宇. (2000). ウミウシガイドブック〈2〉.
- アオウミウシ, 奥谷 喬司. (2000). 日本近海産貝類図鑑.
- アオウミウシ, 中野 理枝. (2004). 本州のウミウシ.
- アオウミウシ, 小野 篤司, 加藤 昌一. (2009). ウミウシ.
- アオウミウシ, 中野 理枝. (2018). 日本のウミウシ.