フチドリミドリガイ Elysia tomentosa K. R. Jensen, 1997

フチドリミドリガイ Elysia tomentosa

Location
日本>沖縄>沖縄本島(北谷・南部エリア)>砂辺浄水場前
Date
2014/04/11
Size
14mm
Depth
6.0m
Water temperature
22.3℃

フチドリミドリガイとは

オリーブ緑色の地に細かい白点・橙褐色斑・黒点を散らし、側足の縁が橙色〜淡赤色を帯びる嚢舌類。体表は細かい乳頭状の突起で密に覆われ、側足縁の突起は枝分かれする。

特徴

生時の体長は 6〜40 mm。頭部は幅広く、触角は耳状で基部が中背側で接する。眼は小さく丸く、触角の後方に位置する。体表はきわめて乳頭状で、とくに側足の縁と外側面の突起は枝分かれする。心嚢の上にも突起が並ぶ。

地色はオリーブ緑色で、頭部や側足内側面の遠位部を中心に小さな白点が散在し、ときに大きめの白斑となる。側足の縁は橙色または淡赤色。小さな橙褐色の斑点や、ときに眼状を呈する黒色の斑点が体表に散らばり、淡青色の蛍光様の斑点が見られることもある。触角は個体により赤褐色〜オリーブ緑色。心嚢の後方には側足の約 4 分の 3 の長さに達する長い腎隆条が走り、隆条の縁には淡黄色の帯が出る。突起の多くは白色で、側足縁の突起は半透明で中央に暗色の筋が通る。腹足は一様にオリーブ緑色。

イワヅタ属 (Caulerpa 属) を食べる嚢舌類の仲間に属する。発生はプランクトン栄養型。

分布

模式産地はオーストラリア・西オーストラリア州 Houtman Abrolhos 諸島の Long Island。本来はインド-西太平洋を中心とする分布をもち、東は日本や Queensland 州 Heron 島まで記録される。近年はペルシャ湾や地中海西部からも外来種として報告されており、人為的に分散している可能性が指摘されている。

種小名の由来

種小名 tomentosa はラテン語で「綿毛・細かい毛で覆われた」を意味する。
References
読み込み中...

撮影地を読み込み中...


観察地: ×

該当 0


学術データベース

世界のウミウシの観察データは国際的な海洋生物多様性データベースで公開されています。

詳しくはこちら