テルギペス・テルギペス Tergipes tergipes (Forsskål, 1775)

テルギペス・テルギペス Tergipes tergipes

Location
スウェーデン>スウェーデン西海岸>NORRA ÄRHOLMEN
Date
2025/06/28
Size
3mm
Depth
10.0m
Water temperature
14.5℃

テルギペス・テルギペスとは

北大西洋に分布する極小のミノウミウシで、体長 5〜8 mm の透明な体に、独特の細い基部から先端で膨らむ背側突起を備える点で見分ける。

特徴

体長は 5〜8 mm 程度の非常に小型のミノウミウシ。体は半透明の白色で、頭部側面から背側突起の基部にかけて赤褐色の斑紋が走る。背側突起は体の左右に 1 列ずつ並び、基部が細く先端に向かって膨らむ独特の形をとる。突起の内部には餌から由来する暗緑色の消化腺が透けて見え、先端には白色の刺胞嚢を備える。

分布

原記載時はデンマーク・エーレスン海峡(Øresund)で得られた個体に基づき記載された。その後の記録は北東大西洋に広く分布し、アイスランド・ノルウェーからポルトガル、地中海まで、そして北西大西洋にも知られる両大西洋分布。

種小名の由来

種小名 tergipes はラテン語の tergum(背中)と pes(足)の合成語で、「背中に足のあるもの」の意。背面に並ぶ背側突起を足のような突起に見立てた命名。

補足

ヒドロ虫類のオベリア属 Obelia(とくに O. geniculata)を専食する。食べたヒドロ虫の刺胞を背側突起先端の刺胞嚢に蓄え、防御に利用する盗刺胞型。Tergipedidae 科の模式種にあたる。
References
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観察地: ×

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学術データベース

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