エリシア・ヴィリディス Elysia viridis (Montagu, 1804)
- Location
- スウェーデン>スウェーデン西海岸>SOL SKORVEN
- Date
- 2025/06/28
- Size
- 8mm
- Depth
- 15.0m
- Water temperature
- 14.5℃
特徴
体長は通常15〜20mm程度だが、大西洋沿岸では最大55mmに達する記録もある。体は葉のような形状で、後方に向かって細くなる。体の両側に幅広い側足(パラポディア)が広がり、縁は波打つように襞を形成する。体色は鮮やかな緑色が最も一般的だが、餌となる藻類の種類によって赤褐色や暗褐色になることもある。体表には微細な赤・青・緑色の輝点が散在する。分布
北東大西洋(スカンジナビア半島からイベリア半島)およびイギリス諸島周辺、地中海に分布する。種小名の由来
ラテン語の viridis(緑色の、青々とした)に由来し、本種の多くの個体が示す鮮やかな緑色の体色を指す。補足
本種は「盗葉緑体(kleptoplasty)」で知られる。餌としてミル属(Codium)などの緑藻を吸汁し、取り込んだ葉緑体を側足の組織内で機能させることで光合成の恩恵を受ける。「太陽光発電ウミウシ(solar-powered sea slug)」とも呼ばれる。チドリミドリガイ科(Plakobranchidae)に属する。References