スイートジェリーミドリガイ Thuridilla albopustulosa Gosliner, 1995
特徴
体色は明るい青色で、足の周辺と側足の基部付近に黒色色素が散在する。側足の縁は不透明白色。側足全体には不透明白色〜クリーム色の斑点や縦帯が散在する。頭部の縁には拡散した黒色色素がある。触角は基部 1/3 が不透明白色、外側 2/3 が鮮やかな赤色で、その赤色の中央に1〜2個の不透明白色斑がある。赤色色素は触角の外側のほうが内側より基部寄りまで広がるため、横帯ではなく斜め帯のように見える点が特徴。足の前縁は青色。分布
フィリピン、パプアニューギニア、アルダブラ環礁、南アフリカ。種小名の由来
種小名 albopustulosa はラテン語の albus (白) + pustulosa (膿疱のある) に由来し、側足上の白色の隆起 を指す。補足
Thuridilla vatae (Risbec, 1928) に最も近縁で、Thuridilla virgata、Thuridilla moebii とともに咽頭嚢が拡大したクレードを形成する。Thuridilla vatae は地色が暗灰色〜黒色で側足は黒・黄斑、本種は青色で側足は白・クリーム斑である点で区別される。また、Thuridilla vatae は触角の赤色がほぼ先端のみで横帯状であるのに対し、本種は赤色が広く斜め帯状である。References
- Thuridilla albopustulosa sp. nov., Gosliner T.M. (1995). The genus Thuridilla (Opisthobranchia: Elysiidae) from the tropical Indo-Pacific, with a revision of the phylogeny and systematics of the Elysiidae. Proceedings of the California Academy of Sciences. 49(1): 1-54.
- スイートジェリーミドリガイ(仮称), 益田一. (1999). 海洋生物ガイドブック. 東海大学出版会.
- スイートジェリーミドリガイ, 鈴木敬宇. (2000). ウミウシガイドブック〈2〉. TBSブリタニカ.
季節性
撮影地
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