ベッコウヒカリウミウシ Plocamopherus imperialis Angas, 1864

ベッコウヒカリウミウシ Plocamopherus imperialis

Location
日本>静岡>浜名湖>新居弁天海水浴場
Date
2021/12/24
Size
35mm
Depth
7.0m
Water temperature
14.0℃

特徴

体長 13 mm 程度の中型のヒカリウミウシ類。生体は黄褐色を体地色とし、体全体に褐色の小点が密に散在する。背面では小点がより濃く、体側面ではやや薄い。側突起の基部周辺には大きな褐色の斑紋が現れる。触角の棒部はピンク色で、棒部の前縁に褐色の着色がある。棒部は短く、縁には小さな乳頭状の突起が並ぶ。
3 対の短い側突起があり、最初の 2 対は円錐形で先端に小さな分岐した乳頭状突起をもつ。両者の先端はピンク色で、3 対目の球状構造 (発光瘤) も同様にピンク色。発光瘤は外套膜の縁に沿って 3 対並ぶ。鰓葉は 5 枚で 3 回羽状、細長く立ち上がる。足の後方は細長く伸び、上縁にやや切れ込みのある小さな鶏冠状の隆起をもち、後縁は左右に扁平。

分布

模式産地はオーストラリア・ポートジャクソン (シドニー)。原記載時はオーストラリア温帯南東部とニュージーランド北部から記録されていた。日本 (沖縄) からも記録されている。

種小名の由来

種小名 imperialis はラテン語で「皇帝の・帝王の」を意味する。

補足

日本産個体とオーストラリア産模式個体は色彩 (側突起先端の褐色斑) と地理的分布が大きく異なるため、両者が同一種であるかは要調査とされ、日本産個体は P. cf. imperialis として扱われている。3 対の側突起先端に発光瘤をもつ発光性の種で、刺激により発光する。
References

本書に掲載されています

小野篤司 & 加藤昌一. (2020). 新版 ウミウシ. 誠文堂新光社. 表紙

小野篤司 & 加藤昌一. (2020). 新版 ウミウシ. 誠文堂新光社.

誠文堂新光社

本書には Plocamopherus imperialis の解説・写真が掲載されています。

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