アカネヒカリウミウシ Plocamopherus maculapodium Valles & Gosliner, 2006

アカネヒカリウミウシ Plocamopherus maculapodium

Location
日本>沖縄>石垣島・八重山周辺>竹富南
Date
2017/02/14
Size
20mm
Depth
8.0m
Water temperature
24.0℃

特徴

体長 13 mm 程度の中型のヒカリウミウシ類。生体は赤色を体地色とし、背面には微小な白色の小点が散在する。白色の小点は体側面の縁に沿って線状に並び、鰓葉の後方で合流する。また、頭幕の縁、鰓葉の先端、触角の鞘、背面の小突起、頭幕の突起の先端にも白色の小点が見られる。
体側面、特に足の基部周辺には黒色のやや大きな斑紋が散在する。これが本種の最大の特徴で、種小名の由来となっている。触角は赤褐色で、棒部 (鞘) も同色。ただし鞘の先端は白色を呈する。棒部 (鞘) は短い。3 対の短い側突起があり、後の 1 対は丸く顕著な球状構造 (発光瘤) を先端にもち、白色を呈する。すべての側突起にはわずかに分岐があり、先端は白色。両側面には 4 個の小さな瘤が等間隔に並ぶ。鰓葉は 3 枚で 3 回羽状。足の後方は細長く伸び、小さな鶏冠状の隆起をもち、白色で縁取られる。

分布

模式産地はタンザニア・ザンジバル・Ras Nungwi。原記載時はパプアニューギニアとタンザニアから採集が確認されていた。インド・西太平洋に広く分布する。

種小名の由来

種小名 maculapodium はラテン語の macula (斑) + podium (足) で、足の側面に存在する黒色の斑紋にちなむ。

和名の由来

体色 (赤褐色) にちなむ。

補足

外見が最も似るのは Plocamopherus lucayensisPlocamopherus pilatecta。3 種すべてが赤色の体地色をもち、白色の小点が散在する。本種と P. pilatecta では白色の小点が体側面の縁に線状に並ぶのに対し、P. lucayensis では背面全体に分散する。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Plocamopherus maculapodium の解説・写真が掲載されています。

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