クトナ・ディヴァエ Cuthona divae (Er. Marcus, 1961)
特徴
体長は最大 25 mm 前後の小型のミノウミウシ類。体地色は半透明のクリーム色〜白色、または淡いピンクがかった茶色。半透明の体壁を通して、内部の生殖腺・消化腺が白色〜黄色〜淡ピンク色の塊として透けて見えることがある。触角は平滑で長く、根元側は半透明、先端側は不透明な白色を呈する。背側突起は表面が滑らかで分岐せず、赤みがかったピンク色を地として、先端側は不透明な白色で覆われる。背側突起内部の中腸腺の色は淡赤色〜ピンク。
分布
北米太平洋岸に分布。原記載地はメキシコ太平洋岸 (Marcus, 1961)。Hermosillo & Valdés 2007 によりカリフォルニア湾〜パナマの熱帯東太平洋に確実に記録された。種小名の由来
種小名 divae はブラジル・サンパウロ大学の女性動物学者 Diva Diniz Corrêa への献名。Diva 教授は記載者 Ernst Marcus の同僚で、ブラジルの動物学界において重要な貢献を残した。補足
Cuthona nana Alder & Hancock, 1842 と同種とする見解もあるが、現行 WoRMS では別種として扱われる。Hermosillo & Valdés 2007 は熱帯東太平洋の Cuthona 属を再検討し、本種を含む 3 種の有効性を確認した。Cuthona 属はヒドロ虫食性。References
季節性
撮影地
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