ドーリス・プセウドアルグス Doris pseudoargus (Rapp, 1827)

ドーリス・プセウドアルグス Doris pseudoargus

Location
スウェーデン>スウェーデン西海岸>NORRA ÄRHOLMEN
Date
2025/06/28
Size
40mm
Depth
15.0m
Water temperature
14.5℃

ドーリス・プセウドアルグスとは

北東大西洋から地中海に分布する大型のドーリス類で、外套膜全体を覆う大小さまざまな結節と、黄・緑・褐・赤の不規則な斑紋でレモンを連想させる外見から見分ける。

特徴

体長は最大 120 mm 程度。体は楕円形でしっかりとした体つき。外套膜は大小さまざまな結節(こぶ)で密に覆われ、黄色・緑色・褐色・赤色の斑紋が不規則に入り混じる。レモンのような見た目から、英語圏では "Sea Lemon" と呼ばれる。

分布

原記載時はフランス・ノルマンディーのル・アーヴル沿岸(イギリス海峡側)で得られた個体に基づき記載された。その後の記録は北東大西洋に広く分布し、地中海北岸からノルウェー北岸にかけての岩礁海岸に見られる。潮間帯から水深 300 m 前後まで生息する。

種小名の由来

種小名 pseudoargus はギリシャ語 pseudo-(疑似の)とギリシャ神話の百眼の巨人 Argus に由来し、「アルゴスのような多眼模様に似て紛らわしい」、すなわち先行する Doris argus と紛らわしい斑紋を持つことを意味する。

補足

カイメンの Halichondria panicea を主な餌とする。一回繁殖型(semelparous)で、産卵後に死亡することが知られている。
References
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