オダカホシゾラウミウシ Hypselodoris roo Gosliner & Johnson, 2018
特徴
体地色は藍色。体表には黄色、黒色、淡い紫色、白色などの斑紋が散在する。
触角は赤色だが、軸の部分だけが体地色と同じになるものも見られる。
二次鰓は白色で軸と鰓葉の縁が赤色になる。
ホシゾラウミウシに似るが、二次鰓の軸に黄色から白の斑紋が入る事で区別できる。
ヒュプセロドーリス・カンガの色彩変異とされていたが別種とされた。
42mmに達する。
分布
インドネシア、フィリピン種小名
A. A. Milne の カンガルーのキャラクター Roo に因むRooの母親の名前がKangaであり、本種がKangaと混同されてたため
和名
尾部の特徴に因むReferences
- ヒプセロドリス・インフカタ, 殿塚孝昌. (2003). ウミウシガイドブック〈3〉.
- Hypselodoris sp. 7, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2015). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific. New World Pubns Inc.
- Epstein, H. E.; Hallas, J. M.; Johnson, R. F.; Lopez, A.; Gosliner, T. M. (2018). Reading between the lines: revealing cryptic species diversity and colour patterns in Hypselodoris nudibranchs (Mollusca: Heterobranchia: Chromodorididae). Zoological Journal of the Linnean Society. 48: 1-74., available online at https://doi.org/10.1093/zoolinnean/zly048
- オダカホシゾラウミウシ(新称), 中野 理枝. (2018). 日本のウミウシ.