オーストラエオリス・オルナータ Austraeolis ornata (Angas, 1864)
- Location
- オーストラリア>ニューサウスウェールズ>Chowder Bay
- Date
- 2020/06/23
- Size
- 20mm
- Depth
- 5.0m
- Water temperature
- 17.0℃
特徴
体長 28 mm (背側突起込み)、体幅 7 mm 程度の中型のミノウミウシ類。体は細長く、生時の体地色は橙色を基調とし、青色の小斑と檸檬黄色の大斑が散在する。背側突起は両体側に 9-10 群配される、独立した房状で、各房は比較的大型で容積感がある。背側突起はオリーブ色を呈し、片側に黒色の多数の斑があり、もう片側には淡黄金色の斑が体後部まで連続的に並ぶ。足は後方で尖り、前方には 2 つの広く尖った角張った白色の突起がある。背側触角および口触手は計 4 本でいずれも体地色と同色で、背側触角は棍棒状で輪状の節がある。Angas の原記載は体長 28 mm、体幅 7 mm の個体に基づく。本種は防御反応として刺激を受けると背側突起を自切でき、自切された突起は水中で 1 時間程度は活発に動き続け、Angas は「動物自身がその切り離された突起を時々食べる」と観察した。分布
オーストラリア南東部 (タスマン海)。模式産地はオーストラリア・ニューサウスウェールズ州・ポートジャクソンで、Angas が採集した個体に基づく。種小名の由来
ラテン語の形容詞 ornatus (女性形 ornata)「装飾された」「飾り立てられた」の意で、本種の橙地に青斑・黒斑・黄金斑が彩られる華麗な体色に由来する命名。補足
原記載において Angas は Flabellina 属に置いた。後年の分類学的整理により本種は Austraeolis 属に移された (author 表記の括弧書きはこの属移動を示す)。Angas が記録した自切行動は本属の典型的な防御反応で、Crosse は脚注で他の Aeolidae 類における類似事例を Journal de Conchyliologie 1860, vol. VIII, p.225 で論じていることを注記している。References
季節性
撮影地
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