ホシゾラウミウシ Hypselodoris infucata (Rüppell & Leuckart, 1830)

ホシゾラウミウシ Hypselodoris infucata

Location
インドネシア>バリ島>トランバン>スラヤ
Date
2016/03/05
Size
30mm
Depth
18.0m
Water temperature
28.0℃

特徴

体長は最大 50 mm 前後のイロウミウシ類。体地色は暗青色〜暗紫色 (シックな色合い) を基調とし、背面には黄色斑や黒色斑が散在する。色彩配置は地中海・紅海産個体群で典型的に観察され、地域差は小さい。

触角は赤色で葉状の薄板を持つ。鰓は白色を地とし、軸 (rachis) が赤色になる単羽状鰓を 6〜10 葉、後背中央に円環状に配置する。

分布

地中海・紅海を中心に、東大西洋・インド洋まで分布する。Hypselodoris obscura として記録されてきた西太平洋の個体群とは Wilson & Lee 2005 以降の分子系統解析で別系統と判定されており、本種の確実な分布は地中海・紅海とその周辺に限られる。サンゴ礁・岩礁帯に出現する。

種小名の由来

種小名 infucata はラテン語 infucatus (染められた、彩色された) の女性形で、本種の鮮やかな配色にちなむ命名。

補足

原記載は Rüppell & Leuckart 1831 により紅海産の標本に基づき Doris infucata として記載された (現組合せの author 表記の括弧書きはこの属移動を示す)。海綿食性で、薄紫色のカイメン Dysidea sp. を主な餌とする。シモフリイロウミウシは異名 (junior synonym) として整理されている。
References
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学術データベース

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