ジムノドーリス・ボワトゥークシ Gymnodoris boiteuxi De Souza-Canal & Valdés, 2025

ジムノドーリス・ボワトゥークシ Gymnodoris boiteuxi

Location
日本>熊本>天草>久玉
Date
2025/05/15
Size
10mm
Depth
15.0m
Water temperature
18.0℃

特徴

体は卵形から細長く、低い円錐形のイボがまばらで不規則な配列で散在する。口膜は明瞭で両側に各 3 個の側方イボを持ち、後方で目立たない背縁へと連続する。体色は汚れた白色、イボは橙色で、背面全体に小さな不透明な白色の不規則な線あるいは斑紋が散る。内臓は体壁を通して灰白色と白色の塊として透ける。足の後端は半透明の灰色。触角は球根状で 8 枚の褶葉を持ち、淡褐色、基部は半透明の白色。鰓は未発達で 5 枚の短く目立たない不透明な白色の単純葉のみからなる。

分布

ニューカレドニア北部 Koumac (水深 3 m) から記載された 1 個体のみが知られる。

種小名の由来

原記載 (De Souza-Canal & Valdés, 2025) Koumac 2.3 調査隊で本種の模式標本採集時に支援を提供した Benoît Boiteux 氏への感謝を込めて命名された。

補足

Knutson & Gosliner 2022 の Gymnodoris sp. 17、sp. 38、sp. U、sp. V を含む十分に支持されたクレード内に位置する未記載種であったが、外部形態はクレード内の他種と大きく異なり、橙色のイボがわずかしかない、非常に小さく白色の鰓、大きな球根状の触角という形質の組み合わせをもつ。同論文の G. fleuroti とも類似するが、本種の触角は球根状で褐色を帯びるのに対し G. fleuroti では円錐形で白色〜橙色である点、体型がより前方が丸みを帯びる点で外見上区別される。歯舌・生殖系でも区別される。
References
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