ハスイロウミウシ Goniobranchus fabulus Soong & Gosliner, 2022

ハスイロウミウシ Goniobranchus fabulus

Location
日本>沖縄>沖縄本島(東海岸)>天願(昆布)
Date
2015/05/16
Size
12mm
Depth
5.0m
Water temperature
24.0℃

特徴

生体長 12〜18 mm。体は楕円形で、外套縁に 3 本の縁帯をもつ。背面は平滑で斑点はない。鰓は 6〜10 枚の単羽状、触角褶葉は 11〜12 枚。色彩には 2 型がある。型 A はクリーム色の不透明白色を地色とし、外套縁の最外側が淡青白色、続いて深紅色帯、黄色の縁下帯、最内側に不透明白色の帯が並び、いずれの帯もほぼ同幅。鰓と触角は赤紫色で縁が白い。型 B は不透明クリーム色の地色で、最外側が点状の不透明白色帯となり、続いて深紅色帯、黄色の縁下帯、最内側に不透明白色帯が並ぶ。鰓・触角は赤紫色に白縁、不透明白点を伴う。

分布

西〜中央太平洋熱帯域に分布する。フィリピン、日本、パプアニューギニア、ニューカレドニア、トンガ、バヌアツ、オーストラリア、フィジーから記録される。型 B はパプアニューギニアからのみ報告されている。

種小名の由来

種小名 fabulus はラテン語で「小さな豆」を意味し、本種の楕円形の体型にちなむ。

和名の由来

仏教語「泥中の蓮」(汚れた水中に生じる清らかな蓮) のイメージから命名された。

補足

白地に縁帯をもつ Goniobranchus 群 (Goniobranchus albonaresGoniobranchus preciosusGoniobranchus rubrocornutusGoniobranchus sinensisGoniobranchus verrieri ほか) の分類整理の中で 2022 年に記載された。Goniobranchus daphne と姉妹群関係にあり、Rudman 1985 が Goniobranchus preciosus として図示した個体は形態・分子の差異により本種に組み入れられた。
References
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