ウチナミシラヒメウミウシ Goniobranchus rubrocornutus (Rudman, 1985)

ウチナミシラヒメウミウシ Goniobranchus rubrocornutus

Location
日本>沖縄>沖縄本島(東海岸)>レッドビーチ
Date
2014/05/15
Size
7mm
Depth
13.0m
Water temperature
21.0℃

特徴

外套膜は半透明のクリーム色を地色とし、最外周に幅広い橙色の帯が走る。橙色帯のすぐ内側には不規則な赤色帯があり、太くなったり細くなったりして波状に見え、時に赤色斑点として現れる。赤色帯の内側に細い不透明白色線、さらに内側には外套膜腺の樹枝状集合からなる幅広い不透明白色帯が続く。触角は柄部がほぼ透明、棍部の薄板が赤色。二次鰓の薄板も赤色。腹側は白色。

分布

模式産地は香港・Hoi Ha 半島の Flynn Point。原記載時はマーシャル諸島・香港・グレートバリアリーフから記録されていた。後年の観察ではオーストラリア、マレーシア、フィリピン、パラオ、アメリカ領サモアなどから記録され、インド-西太平洋に広く分布する。

種小名の由来

種小名 rubrocornuta はラテン語の ruber (赤) + cornu (角) の合成で「赤い角」の意。本種に特徴的な赤い触角にちなむ。

補足

Goniobranchus fidelis に外見が類似するが、本種は (1) 触角と二次鰓が赤色 (G. fidelis では黒色)、(2) 赤紫色の色素が中央の白色領域に侵入しない、の 2 点で区別される。馬場の 1938 年論文 が日本産個体を Glossodoris marginata として記録した個体も本種に含まれるとされる。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Goniobranchus rubrocornutus の解説・写真が掲載されています。

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