ミナミシラヒメウミウシ Goniobranchus verrieri (Crosse, 1875)

ミナミシラヒメウミウシ Goniobranchus verrieri

Location
インドネシア>スラウェシ島>レンベ>Goby a Crab
Date
2015/01/26
Size
20mm
Depth
28.0m
Water temperature
29.0℃

特徴

体地色は白色。外套膜の縁辺は外側から赤色、内側に橙黄色の細い色帯で縁取られる。触角は基部が半透明の白色、褶葉は赤色で縁が白色。二次鰓は赤色で鰓葉の縁が白色になり、全体が白色を帯びる個体もある。体長は最大 30 mm ほどに達する。外套膜最外周に水色の色帯が入らないことで、似たフチドリウサギウミウシ Goniobranchus preciosus と区別できる。

分布

模式産地はニューカレドニア。インド洋・西太平洋・中部太平洋に広く分布し、南アフリカ、マダガスカル、インドネシア、パプアニューギニア、フィリピン、日本、ミッドウェー環礁、ハワイ諸島から記録されている。日本国内では 馬場の 1938 年論文 が紀伊半島の瀬戸臨海から Glossodoris marginata (Pease) として記録した個体が、現在の G. verrieri にあたる。

種小名の由来

原記載者の Crosse 1875 が献名した人名 Verrier に由来する種小名。

補足

本種は長らく Pease 1860 の Doris marginata (= Chromodoris marginata / Glossodoris marginata) と同種とされてきたが、現在 WoRMS では Doris marginata Pease, 1860 を Goniobranchus verrieri (Crosse, 1875) のジュニアシノニムとして扱う。分子系統解析で Chromodoris 属からゴニオブランクス属へ移された。Soong et al. 2022 は外套縁に色帯を持つ白色のゴニオブランクス属を分子系統で再検討し、本種を独立種として支持した。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Goniobranchus verrieri の解説・写真が掲載されています。

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