ツマベニミノウミウシ Coryphellina delicata (Gosliner & Willan, 1991)

ツマベニミノウミウシ Coryphellina delicata

Location
日本>沖縄>沖縄本島(北谷・南部エリア)>砂辺浄水場前
Date
2012/03/04
Size
13mm
Depth
8.0m
Water temperature
21.0℃

特徴

体長 15〜20 mm 程度のミノウミウシ類。全体の体地色は深い赤紫色で、口触手は通常さらに濃い紫色を呈する。触角は全体が濃赤色。背側突起は基部が半透明の白色で、不透明な白色の消化腺が透けて全体に白っぽく見え、中央付近には不透明な白色の横帯が走る。先端寄りには再び半透明となる部分があり、消化腺の拡大した部分が黄金色〜橙色に透けて見える。頂端の半透明白色部のすぐ下には半透明の紫色の亜頂端輪が走る。
体は属内では細長く繊細で、和名・学名の由来となっている。口触手は細長く頂端は明瞭に尖り、触角は細長く後面に約 30 本のよく離れた乳頭状突起が並ぶ。前足角は細長く鋭く尖る。背側突起は多数で細長い円柱状、明瞭に離れた束に並び、後心臓部では 5〜8 個の馬蹄形のアーチに配列する。

分布

模式産地はパプアニューギニア・マダン・Cape Croiselles 南約 1 km の Quarry (水深 30.5 m)。原記載時はパプアニューギニアと南アフリカ・ナタールから記録されていた。

種小名の由来

種小名 delicata はラテン語で「繊細な・優美な」を意味し、本種の細長くしなやかな体形にちなむ。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Coryphellina delicata の解説・写真が掲載されています。

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