ペリイロウミウシ Hypselodoris perii Gosliner & R. F. Johnson, 2018

ペリイロウミウシ Hypselodoris perii

Location
日本>熊本>水俣>湯の児島
Date
2021/02/21
Size
80mm
Depth
10.0m
Water temperature
14.0℃

特徴

体長 35 mm。体は半透明の白色で、ワインレッドの縦線が背面正中線上を走る。外套膜には散在するワインレッドの楕円斑があり、それを薄紫色の領域が広く取り巻く。外套膜縁には黄色から橙黄色の幅広い色帯が走る。鰓嚢の基部にもワインレッドの環がある。腹足は半透明の白色で、ワインレッドの斑点とそれを取り巻く紫色の領域がある。一枚羽の鰓葉は 8 本で、基部が半透明の白色、上部外面が鮮やかな赤橙色。触角は鮮やかな赤橙色一色で、約 17 枚の葉状突起が密に並ぶ。

分布

インドネシアのバリ島、フィリピン Batangas 州深場の礁から知られる。

種小名の由来

フィリピンのダイビング・ガイドであり、新種記載者らの友人 Peri Paleracio 氏への献名。フィリピンで本種を最初に発見した。

補足

縦に走る細長いワインレッドの正中線と楕円斑をもつ唯一の種。最も色彩が近いのは Hypselodoris dollfusi (Pruvot-Fol, 1933) だが、H. dollfusi には正中線がなく、ワインレッドの楕円ではなく内部に紫色色素を含む狭い赤色環がある。H. dollfusi はアラビア海に分布し、H. perii はバリ島とフィリピンのみ。模式産地はフィリピン Batangas Mabini の Mainit Bubbles、水深 40 m。
References

本書に掲載されています

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版. 表紙

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版.

文一総合出版

本書には Hypselodoris perii の解説・写真が掲載されています。

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