チャカミノモドキ Baeolidia variabilis Carmona, Pola, Gosliner & Cervera, 2014

チャカミノモドキ Baeolidia variabilis

Location
日本>沖縄>沖縄本島(東海岸)>レッドビーチ
Date
2016/06/11
Size
4mm
Depth
2.0m
Water temperature
28.4℃

特徴

体は短く幅広で、後方に向かって尾部前で細まる。足角は短く丸い。体地色は半透明で、変異に富む二型がある。第一型は頭部 (濃淡に変異) と外套に不透明な白色斑をもち、体側には淡褐色の網目模様が入る。第二型は全身に小さな淡褐色斑が散在する。触角口触手とほぼ同長で、長い乳頭状突起で密に覆われ、半透明で黄土色の色素と白色頂部をもつ。口触手は短く細く、先端で細まり、地色と同色で先端は白色。
背側突起は扁平で葉状を呈する。第一型では基部後側に白色の色素を伴い、一部は他より顕著に長い。第二型では突起が内向きにわずかに反り、いくつかは乳頭または瘤を伴う。第二型の突起は完全に白く、通常先端後側に明るい黄色の色素を備える。背側突起は 2〜3 個のアーチに続いて 2 列ほどが配列し、心嚢前後群に明瞭な間隙が生じる。各群は 1〜5 個の突起をもつ。

分布

模式産地はフィリピン・ミンドロ島メディオ島 (浅海域、サンゴ礫の下)。原記載時はフィリピン、マーシャル諸島、パプアニューギニアから記録されていた。

種小名の由来

種小名 variabilis はラテン語で「変異に富む」を意味し、本種に見られる二つの体色型を指す。

和名の由来

Berghnia chaka との同定に至る経緯にちなむ。

補足

近縁の Baeolidia salaamica は背側突起を含めて全身が完全に半透明で、背側突起前側基部に橙色帯をもつ点で本種と外見的に区別される。
References

本書に掲載されています

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc. 表紙

Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2018). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific 2nd Edition. New World Pubns Inc.

New World Publications

本書には Baeolidia variabilis の解説・写真が掲載されています。

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