サラームミノウミウシ Baeolidia salaamica (Rudman, 1982)
特徴
体地色は半透明の白色。頭部には白色の線で囲まれた斑紋がある。
背面正中線上には白色の菱形の斑紋が並ぶ。
背側突起は円筒形で、白色から黄白色の斑紋が散在する。
触角は棒状で、基部を除いて白色の乳頭状突起が密に入る。
口触手は平滑で長い。色は体地色と同じ。
Spurilla salaamica、Berghia salaamica は異名。
体長20mmに達する。
分布
タンザニア、パプアニューギニア、フィリピン、日本、ハワイ種小名
タンザニアの Dar es Salaam に因むReferences
- スプリラ・サラアミカ, 中野 理枝. (2004). 本州のウミウシ.
- ベルギア・サラアミカ, 小野 篤司, 加藤 昌一. (2009). ウミウシ.
- Carmona L., Pola M., Gosliner T.M. & Cervera J.L. 2014. Review of Baeolidia, the largest genus of Aeolidiidae (Mollusca: Nudibranchia), with the description of five new species. Zootaxa, 3802 (4): 477–514.
- Baeolidia salaamica, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2015). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific. New World Pubns Inc.
- サラームミノウミウシ(新称), 中野 理枝. (2018). 日本のウミウシ.