バエオリディア・アウストラリス Baeolidia australis (Rudman, 1982)

バエオリディア・アウストラリス Baeolidia australis

Location
オーストラリア>ニューサウスウェールズ>Chowder Bay
Date
2021/06/30
Size
20mm
Depth
5.0m
Water temperature
16.0℃

特徴

体長 27〜34 mm。体は幅広く細長く、口触手は先端が丸く尖る。触角は大型で、棍部の前面と後面に乳状突起が並ぶ。腹足は幅広く、前縁は触手状の足角を伸ばす。背側突起は扁平で葉状をなし、群ごとにまとめて体に沿って垂直方向に立てて畳まれる。心嚢の前後で突起群が分かれ、前群は単列の傾斜した弓を 1 つ作る。

体地色は褐色で、触角後方・肝間部・側部に白色斑、頭部前縁中央には大型の白色斑があり、その中央に青みがかった円い斑をもつ。口触手は赤褐色、触角棍部は半透明で乳状突起は褐色、足は半透明で白色斑をもつ。背側突起は褐色地で外側に大型の白色斑をもち、先端のすぐ下に細い鮮橙色帯、その下に突起を取り囲む幅広い青色帯が現れる。褐色色素の少ない淡色個体もみられる。

消化腺細胞内に共生褐虫藻をもち、突起や触角の乳状突起、背側体壁、口触手にまで分布する。突起が扁平で垂直に保たれるのは、共生藻に光を当てるための形態適応と解釈される。

分布

模式産地はオーストラリア NSW 北部 Laurieton 近郊の Pilot Beach。原記載時は NSW の Long Reef Sydney、Newport、Seal Rocks、Pilot Beach から記録されていた。

種小名の由来

種小名 australis はラテン語で「南方の」を意味し、オーストラリアを代表する種であることに由来する。

補足

イソギンチャクを捕食することが知られる。原記載属は Spurilla。後に Baeolidia に移され、WoRMS では Baeolidia australis が accepted name となっている。Baeolidia moebii との別種性に疑問を呈する研究者もいる。
References
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観察地: ×

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学術データベース

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