ウテンミノウミウシ Baeolidia rieae Carmona, Pola, Gosliner & Cervera, 2014
特徴
体は短く,幅が広く,足の後端に近いところで先細りする。前足隅は丸みを帯びる。
体色は半透明。
胸部には濃い黄土色と真珠光沢のある白色の色素沈着がある。
触角は体色と同色で乳頭は目立たない、頂点は白色。
頭蓋は大きく,扁平でほとんど葉のような形をしている。
頭蓋は淡い黄土色で,真珠光沢のある白色,
玉虫色の緑色の色素沈着がある。
マメスナギンチャクをホストとする
分布
日本種小名
標本の提供者である中野理枝さんに因む和名
模式産地の宇天に因むReferences
- Baeolidia rieae sp. nov., Carmona L., Pola M., Gosliner T.M. & Cervera J.L. 2014. Review of Baeolidia, the largest genus of Aeolidiidae (Mollusca: Nudibranchia), with the description of five new species. Zootaxa, 3802 (4): 477–514.
- ウテンミノウミウシ(新称), 中野理枝, 朝倉知子, 池田紫, 石川雅教, 今本淳, 岩瀬南美, 西田和記, 堀江諒, 山田久子, 渡井久美. 2017. 奄美大島北部海域における後鰓類相の調査報告. Kuroshio Biosphere 11. 41-60. +5pls.
- ウテンミノウミウシ, 中野 理枝. (2018). 日本のウミウシ.