アカネサスウミウシ Ardeadoris symmetrica (Rudman, 1990)
特徴
体地色は灰黄色だが、赤味を帯びるものも多い。外套膜最外周は赤い細線で縁取られ、その内側には白色帯がある。
背面正中線上には左右対称の黄白色の斑紋が並ぶ。
触角と二次鰓は半透明の赤色。
45mmに達する。
分布
インド洋、西太平洋和名
「奄美大島北部海域における後鰓類相の調査報告」にて提唱された。補足
イロウミウシ Glossodoris 属からアルデアドーリス属に移動され、シンメトリクスからシンメトリカに学名が変更された。References
- グロッソドーリス・シンメトリクス, 小野 篤司. (2004). 沖縄のウミウシ.
- グロッソドーリス・シンメトリクス, 中野 理枝. (2004). 本州のウミウシ.
- Ardeadoris symmetrica, Terrence Gosliner, Ángel Valdés and David Behrens. (2015). Nudibranch and Sea Slug Identification Indo-Pacific. New World Pubns Inc.
- アカネサスウミウシ(新称), 中野理枝, 朝倉知子, 池田紫, 石川雅教, 今本淳, 岩瀬南美, 西田和記, 堀江諒, 山田久子, 渡井久美. 2017. 奄美大島北部海域における後鰓類相の調査報告. Kuroshio Biosphere 11. 41-60. +5pls.