フチベニイロウミウシ Ardeadoris averni (Rudman, 1985)
- Location
- 日本>沖縄>沖縄本島(本部・北部エリア)>山川ビーチ
- Date
- 2015/04/27
- Size
- 70mm
- Depth
- 10.0m
- Water temperature
- 23.0℃
特徴
外套膜は細長い卵形で張り出しが大きく、両側中央付近には特に顕著な襞が 1 本ずつ走る。地色は半透明のクリーム色で、最外周は幅広い赤色〜橙赤色の縁取り。赤色帯のすぐ内側には外套膜腺由来の不透明な純白色帯が走る。触角は柄部が透明、棍部が白色で前後の正中線に沿って白色の縦線があり、個体によってはこの縦線に橙色の色素が重なって鮮橙色の縦縞となる。二次鰓は四角錐状で、白色の芯と半透明白色の薄板をもち、4 つの縁は褐色、内外の扁平側面は淡褐色。腹側は白色だが、外套膜縁の橙色〜赤色帯がそのまま腹側に連続し、腹足の縁にもより淡い縁取りが走る。最大体長は生体時 74 mm に達する大型種。分布
模式産地はオーストラリア・グレートバリアリーフ Capricorn Group の Wistari Reef (水深 10 m)。原記載時はグレートバリアリーフおよびパプアニューギニア (Normanby 島) から記録されていた。後年の観察ではインドネシア、フィリピン、日本まで分布が広がる。種小名の由来
種小名 averni は記載者 Rudman が研究助手 G. アヴァーン氏 (Mr G. Avern) に献名したもの。Avern は本種の最初の個体を採集し博物館コレクション用に多数の標本を提供した。補足
原記載時は Glossodoris averni として記述された。幅広い橙色〜橙赤色の外套膜縁は、Ardeadoris の他の白色種から本種を識別する重要形質。References
- グロッソドリス・アヴェルニ, 殿塚孝昌. (2003). ウミウシガイドブック〈3〉. TBSブリタニカ.
- フチベニイロウミウシ(新称), 小野篤司. (2004). 沖縄のウミウシ. ラトルズ.
- Ardeadoris averni, Johnson R.F. & Gosliner T.M. (2012). Traditional taxonomic groupings mask evolutionary history: a molecular phylogeny and new classification of the chromodorid nudibranchs. PLoS ONE 7(4): e33479.
季節性
撮影地
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