シラユキモドキ Verconia subnivalis (Baba, 1987)

シラユキモドキ Verconia subnivalis

Location
日本>京都
Date
2017/08/26
Size
22mm
Depth
1.0m
Water temperature
27.0℃

特徴

イロウミウシ科の小型種で、生体時の体長 15〜20 mm。背面は純白色で、姉妹種 Verconia nivalis と異なり黄色や橙黄色の斑点をもたない。外套膜縁は外側を橙黄色、内側を黄色の二重の縁取りで縁取られる (V. nivalis は単一の黄色線のみ)。外套膜縁の内側にある外套膜腺は不透明白色。触角は棍部が赤紫色 (V. nivalis は橙黄色〜朱色)、柄部は無色。二次鰓は 10〜12 葉の単羽状で、ほぼ全体が純白色 (一部個体で先端のみ黄色を帯びる)。腹側は純白色。背面に微細な円錐形の小突起が散在する。

分布

模式産地は富山湾・小木 (Ogi)。原記載時は富山湾、能登半島西岸の福浦、越前海岸から記録されていた。

種小名の由来

種小名 subnivalis はラテン語の sub- (近い・準ずる) + nivalis (雪の) の合成で「V. nivalis に類似する」の意。和名「シラユキモドキ」も「シラユキウミウシ (= V. nivalis) に似る」を反映する命名で、ラテン語 sub- と日本語「モドキ」が直接対応する。

補足

姉妹種 Verconia nivalis とは、背面の黄色・橙黄色斑の欠如、外套膜縁の二重縁取り、触角棍部の赤紫色、二次鰓の白色という外見形質で識別される。原記載時の組み合わせは Noumea subnivalis。後に NoumeaVerconia に統合され、現組み合わせとなった。
References

本書に掲載されています

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版. 表紙

中野理枝. (2019). 日本のウミウシ. 第二版. 文一総合出版.

文一総合出版

本書には Verconia subnivalis の解説・写真が掲載されています。

Amazon で本書を見る PR (Amazon アソシエイト)
読み込み中...

撮影地を読み込み中...


タグ:
観察地: ×

該当 0


学術データベース

世界のウミウシの観察データは国際的な海洋生物多様性データベースで公開されています。

詳しくはこちら